白光真宏会

「世界人類が平和でありますように」と書かれた白いポールを建てる教団

白光真宏会

白光真宏会のロゴマーク
教団名白光真宏会読みびゃっこうしんこうかい
開祖五井昌久 設立年1955年
現代表・教祖西園寺昌美 系統その他
信者数 500,000人信仰対象守護霊、守護神、宇宙神
経典神と人間本部所在地静岡県富士宮市
キャッチフレーズ世界人類が平和でありますように / すべては完璧、欠けたるものなし、大成就
信者の著名人勝新太郎(故人)、中村玉緒
参照・出典:芸能人と新宗教 , 週刊文春2012年5月17日号 , 月刊Hanada2017年1月号「新宗教有名人信者全調査」

沿革

1951年、開祖である五井昌久を師と仰ぐ人々により、五井先生鑽仰会が興される。
1955年、五井先生鑽仰会が宗教法人として認可される。
1956年、現在の「白光真宏会」に改称する。
1976年、世界平和祈願柱(ピースポール)を建て始める。
1980年、開祖五井昌久死去。
2011年、祈りの言霊である「すべては完璧、欠けたるものなし、大成就」が提唱される

特徴

「世界人類が平和でありますように」と書かれた白柱、『世界平和祈願柱(ピースポール)』を日本中のみならず、約180ヶ国に建てており、その数およそ二十万本とも言われている。
霊光写真という、五井を写した際に出現したという光の写真を神聖視しお守りの様に飾ったり持ち歩いたりする者もいる。
開祖の名を関した公益財団法人、「五井平和財団」は教団関係者が会長や理事長を務めるなど教団と深い関わりがある。

口コミ・評判

  1. 匿名 より:

    アナウンサーの加藤綾子さんが霊光写真を持ち歩いているのがテレビに映っていましたよね。
    それだけご利益があるということですよきっと。

    • [信者かどうか]: NO
    • 匿名 より:

      カトパンの件は、それだけで信者と決めつけるのは早計かと思いますよ。例えば知り合いのお世話になってる方からお守りとして財布に入れておくと良いよと言われたら何も知らずに持ち歩くこともあるのかなと。
      むしろ信者で本当に霊光写真のことを知っているなら、今後の活動のことを考えてあの場で出されることを躊躇ったはずです。堂々と出したいと思うなら自ら信者ですとカミングアウトしてもいいはずなのにそれもしていない。
      彼女は何も知らないのではないかと思うのが自然かと。
      私はむしろ、「霊光写真にご利益がある」と思っているあなたがなぜ信者でないのかの方が気になります。

      • [信者かどうか]: NO
  2. 2020年から2022年まで信者だった者 より:

    五井氏の「浄土門的法華経即神道即五井先生の教え」という講義を昔聞いたことがあるのですが、それについてずっと気になっていることがあります。
    法華経に説くところの十界では、神は人の一つ上・声聞(小乗)の一つ下の位で、仏教が目指す仏とは四界隔たりがある上に、いまだ生死の迷いから解脱できていない神と仏が同一ではないということになっています。
    しかし、五井氏はそれを同じだと言っているんですね。

    こういう風に五井さんの講義には宗教学や神学的な根拠に乏しいものが多くあるんですよ。

    • [信者かどうか] - 元信者
  3. しんごちゃん より:

    私は正直、ご先祖様の流れもあり日本古来の仏教の檀家です。五井先生は、本当にお優しい教えです。それは気にしなくて良いですよと。
    五井先生の教えを子供の時、今は亡き父親の教えで教わりました。40年以上経つ今でも宇宙の真実を教えて頂ける教えだと今でも思って朝お祈りしております。お陰様で、健康で明るく前向きに幸せに生きています。五井先生に西園寺先生に感謝です。正直父親ほどの活動などしていないのですが、真実を優しく教えてくださると思います。政治的な活動もなく強引にお金お金言わない本当に一人一人の人の為に。何よりの証拠です。もっとたくさんの国民の人たちが真意に気がつくとよい世の中になるのだと確信しています。心が洗われて健康でいられる。感謝しております。

    • [信者かどうか] - 信者
  4. 清豊 より:

    古い信者でしたが、五井昌久先生の教えと、西園寺昌美(養女である現教祖)は、まったく異なります。
    五井昌久の考え方は「世界人類が平和でありますように」という目的のために、それより身近な「日本が平和でありますように」ピンとこない方に「私たちの天命が全うされますように」それから個人的な利益について「守護霊様あちがとうごさいます。守護人様ありがとうございます」。
    で、あくまでも、自分が安心立命に生きるためには、世界も平和にならないといけない、という、戦争中には市川の真間のバラック小屋で祈りの会を開いていたのが経緯で(戦時中、唯一、活動ができたため、五井先生は生長の家にいたようです)なかには、海軍主計だった私の親しかった先生もいらっしゃれば、コロナ電気の創設社長で霊能者だった村田秀雄先生や、電通創始者の関先生などの初期の高弟にあたる人たち(一番下が、高橋英雄先生で、よく読書講義などをされていた永安治先生は、このメンバーに入っていません)で形成されていましたが、五井先生が亡くなると、昌美さんが教団を旦那の理事長と好き勝手にするようになって、教義自体が「世界救世思想」というカルト化を遂げて変貌していきました。
    五井平和財団などといいますが、80年代までは、これが白光の運動そのもので、そもそも「世界平和を祈るための集団で宗教ではない」として、宗教法人以外で設立したいと戦後、交渉があったことも聞いていますが、GHQから許可が出なかったそうです。
    80年代に入ると、「我即神也」などのワケのワカらないヤバい活動を行うようになってきました。それでも、このころは、成人するまで子どもが信仰に関わってはいけないというルールもあって、私も聖ヶ丘(市川。借地だったとか、資金難で売ったとか)、東京道場(赤坂にありました)、富士道場(これは寄付で、五井先生が亡くなる直前くらいにできたので、聖地ではなく、FWLPという「宇宙神の降臨の場」としてつくられていた聖ヶ丘道場の大規模ピラミッドの建設をはじめたのですが、そもそも、この辺りから論理的破綻をしだして「奇跡が起こる」などと昌美さんが言い始めました。
    高橋先生の身に実際に起こった経験からも「奇跡は起こしてはいけない」と、特に村田先生や五井先生は言われていて、要するに「しわ寄せが他に起こる(因縁因果を解消しないといけないから)」ので、たしかに、意に添わぬ高弟が都合悪くなり、年金もなく放り投げるために「道場を自分で開く権利」を与えて、本部と断絶してしまったのですが、(私はいろいろあって最後までお会いしていたと思いますが)永安先生のところには、「何時に借金取りが来ますか?」みたいな方まで来ていました(当たるそうです)。

    基本的に、会費(月1000円)と、書籍の売り上げと、ご相談のご寄付(1000円〜3000円くらい。払わない人もいた)だけの宗教だったので、コロナ電気と電通マネーが大きかったと言われていて、その穴を塞いで、五井先生がなくなったあと、昌美さんが家族で米国生活をはじめ、三人娘と良い暮らしをするために、なんかいろいろカルト化して、おかしくなりました。

    祈りの団体は、三女が完全に旗振り役なんですが、私は、ここの三人娘を、ほぼ毎週、10年間、土日に市川と富士道場にいながら、見かけたことがないんです、不思議なことに。
    それでも、長女が継ぐのなら納得でした。
    私も「五井先生の生まれ変わりでは?!」と言われたことさえあった位置ですが、彼女は五井先生と私より縁が濃く、いずれ修行をして覚る日が来るだけの何かを感じていたので。
    正直、昌美さんからは、何度か会って果たしたときに必ず体調が悪くなり、恐ろしいものを子供ながら感じたものですが、米国に行ってからのことですよ。
    が、長女は医学部に入り、医師になられたそうで、それはそれでなるほどな、と思うなか、
    私は私でフランス文学者へと流れていき、聖書などを読まざるを得なかったり、
    小児がんの後遺症がではじめたりとしていたときに、やはり自分は「五井先生を信じていて、
    それが人生の出発点だな」と、23歳にして、自分で信仰を決めましたが、宗教としての白光は、もうダメなカルトになっているな、と
    ご紹介のある書籍の筆者の先生方の講義も、ちょうど、比較宗教学が大学であって教わったところで、
    高橋英雄先生と会い、私は新しく別の道を(五井先生の示した本意を)歩くことになりましたが、
    なんだか、よくわからん、というか、めちゃくちゃなものが多くて、
    小児がんのため残り少ない人生ですが、こうした検証と、愛染明王にあたる五井先生に対して、
    私は不動明王にあたると言われておりますので、宗教としての正邪を掃き清める使命があるようにも最近、思えております。

    というより、三女に至っては、ほとんど日本にいなかったのに、何をどこでどう修行して、何を覚ったのかを、僕は聞いてみたいんですよ。
    これは、昌美さんに対してもです。
    五井先生存命中と、それ以後、渡米後の彼女の発言や行動はまったく異なってしまいましたから。

    また、昔は伊勢神宮に五井先生がお呼び出しになって掃き清めされたりしたこともありますし
    (学術系譜では、大本教系にあたり、つまり明治の神道新派の分離なので、神道系です。
     このため、あらゆる神仏を(邪教以外)肯定していて、人もまた「神の分け御霊」と考え、
     ブッタやキリストなどは「救世の大光明」という「この世を救う役割をもって分け御霊」と考えます)
    差し障りがあるでしょうから、どなたかは伏せますが、宮様をお見かけしたことも一度や二度ではありませんでした。
    (ちなみに、私は大学から学習院ですが、「殿様会」という、旧各藩の殿様の同窓生にあちこち案内してもらう会があるのですが、徳川のお嬢様(たぶん現在、家督を注がれた方のお姉様かな)をはじめ、子どもの頃から、白光関係で多くの旧華族の方とはお会いしています。ちなみに、お金ない人が多いので、「献金させよう」とも「献金しよう」ともどちらも考えない宗教なのは良かったと思っていますが、逆に不信感を持たれるようです)

    ほかに私が直接、知っているのは、元参議院議員で英国エディンバラ大学名誉教授の故・國弘正雄は、信者でした。その縁で、國弘が内閣外務参与だった総理である三木武夫首相(たぶん、本人より奥さんの睦子夫人)、女性初の衆議院議長だった土井たか子先生なども、出入りしていたほか、80〜90年代の政財界では、かなり多くの方がイベントごとのときに、お会いしたことがあります。

    また「御霊光写真」が、何かの身代わりになって、命拾いしたという方は、多く知り合いにいますが、
    あまり、白光は現生利益を目的にした宗教ではないので(國弘が保坂の選挙資金を押し付けられたり、借金でにっちもさっちもいかなくなったときに、助けて貰った話は一部で有名ですが)「儲かる」とか「良いことがある」とかとは、一番、遠い宗教なので(宗教でもないけどね)、そういう現生利益や来世の利益を考えている方には、さっぱり、理解できないと思います。
    あと、珍しい点では、五井先生は死刑肯定論者ですね。
    憎しみや怒りというのを、人間は持ってしまうけれど、それを「消えていく姿」として、「よくないことだな」って、心の底から思って、明日を生きなさい。っていうことなんですが、
    あまりにそれが多すぎる場合は、はやくやり直しさせた方が本人のためだと、講演録にあります。

    とにかく、絶対的に人間は「善」であり、「あなたも神であり、私も神である」そして「それぞれ、役割が違って、この世を神の世界にするために降りてきて修行している」という、現生が最も辛い修行であるという考え方です。
    守護霊は、自分の縁ある人(制限数なし、基本的にはご先祖)で、守護人は「自分の前世で悟った人」と考えますので、「守護霊守護人に祈る」とは、「自分自身に祈る」ことに等しく、心を無にして「統一」という「神我一体」の境地に至ることが、心の安寧を呼び、みなが心が安寧で心豊かに憎しみあわずに生きようとすれば、世界人類が平和になる、という考え方です。

    なお、悲しくも白光のカルト2世と育ってしまった私のような人間で、いまの教団の教義やあり方には、明らかな違和感や間違いを感じている方と、「世界平和の祈り」を取り戻す活動がはじめられないか、考えておりますので、ちょっと書いたことが、気になった方は(うちの方でも方でなくても)メールいただければと思います。
    80年代に毎月、聖ヶ丘道場で市川(是)先生に一番かわいがってもらっていた坊主で、五井先生のいらした昱修庵の裏の崖の沢と絶壁を降りたり登ったりして遊んでいた(自分なりには修行していた)色白の男の子といえば、当時、ご奉仕にこられていた方がいれば、すぐわかると思います。

    • [信者かどうか] - 元信者